日頃は、当センターに対しましてご指導・ご鞭撻をたまわりまことにありがとうございます。
さて、当センターは、昨年12月27日に神奈川県公益認定等審議会から認定答申をいただき、本年1月27日に県知事より「公益社団法人として認定する」との認定書を得ました。これに伴い2月1日をもちまして公益法人移行登記を完了し、行政庁に届け出を終えたところです。ここに、これまでセンターを支え、育てていただいた会員はもとより、ご指導をたまわってまいりました多くの学者・研究者、そして関係する友誼団体のみなさまにご報告いたしますとともに、厚く感謝申し上げます。
私どもは、地方自治の調査・研究を旨として1977年に任意団体としてスタートし、1985年に社団法人に移行し、このたび公益社団法人となりました。この法人移行につきましては、いわば通過点に過ぎませんが、改めて、創立の初心に立ち返り、働く者、市民、学者・研究者がつくり、ささえる、在野の研究機関としての使命をしっかりと受け継ぎ、発展させていきたいと考えております。
地方自治をめぐる情勢は、2000年のいわゆる第一次地方分権改革によって、地方自治の確立に向けた1ページが刻まれたと誰もが歓迎し、その後、第2次分権改革をめざしていたかと思います。あれから11年を経て、国政は政権交代という新たな時代を迎えましたが、地方分権改革の歩みは遅々としており、近年では、改革の方向に危惧さえ指摘される状況にあります。
私たちは、改めて、市民自治・分権・参加の原点にたち、市民が豊かで、安心して暮らせる地域社会をつくりだすことにいっそう力を注がなければならないと決意を新たにして調査・研究活動にのぞみたいと思います。
会員はじめ多くの関係者のみなさまには、ひきつづきのご指導・ご協力をお願い申し上げ、ご報告といたします。
2011年2月吉日
公益社団法人 神奈川県地方自治研究センター
理事長 上林 得郎